直して使う。
こんにちは。いとうゆりえです。
今日、手直しをお願いしたジャケットと靴を取りに行きました。
ジャケットは使ううちに、表地が少し伸びたのか、つれてしまってたのを直せないか相談してました。やってみますと。
結果できまして、裾直しで2500円。
靴は、ソールがやわらかく、劣化したのか沢山の小石が食い込んでました。
そのソールが天然ゴムらしく、その特性として、クッション性が高い一方、熱に弱いので、熱いアスファルトを歩くと溶けるらしいです。
そして熱いアスファルトを歩いている時に小石を踏むと、めり込むとのこと。
直すゴムは合成ゴムでも良かったものの、在庫ないから時間かかるとのことで、同じ天然ゴムソールの張替え2000円。
そんな流れで今日は椅子の張替えした話。
家にあったデスクチェア。合皮黒革で張り込まれた椅子がありました。父が使っていたもので、ちょうど机があたる場所の合皮が破れていました。
有名なデザイナーの椅子でも何でもありません。母に言わせると安物だったとか。でも、そのシルエットがわたしは好きで、破れた合皮を本革に張り直したいと思ってました。
経験から予算は何となく5万。内訳は張替作業代3万、材料代の革2万。1脚でもそんな金額で納まるか不安に思いながら・・・
そこで見積もり依頼すること数社。
中には15万という金額提示もありましたが、2社から張替え作業費3万円台の見積もりが出て一安心。
革は革屋さんから手に入れ、トータル予算5万円でなんとかできました。それがコレです。
革の質感がでました。
5万円出せば新品を買えます。新しいものを買うという選択肢もありました。ですが、この椅子を捨てて、新しいものを買うという選択肢はありませんでした。名がある椅子ではありませんが、わたしはそのフォルムが気に入ってました。それならば直して使おうと思ったのです。もしわたしが気に入っていなかったら、いくら父が使っていても、ここまでしなかったかもしれません。
お気に入りのものを見つけて、直して使う。
そうやって、お気に入りを使うのは居心地がいいものです。