2019年02月17日

トレーニング×お箸×文化

こんばんは、いとうゆりえです。

先日、横浜高島屋で行われていた「親子で箸作り」に参加してきました。

「みんなのお箸プロジェクト」

横浜の女性起業セミナーでご一緒した方が行っている活動。

身近ながら知らないことも多いだろう”お箸”の世界、”親子で”というキーワードが目に飛びつき、参加してみました。

 

横浜高島屋7階に到着、すでに1組の親子が作業を始めていました。

まずは色々なお箸の原型から好きな色・木目を選びます。

 

ゆっぴと一緒にサクラの木の箸を選びました。

説明書と選んだお箸の原型

 

スタッフの方に教えていただきながら、まずはお箸の原型を適切な長さに切ります。

ちなみに、お箸の自分にあった長さとは・・・

親指と人差し指を直角に広げ、その両指を結んだ長さを一咫(ひとあた)と言い、その長さのの1.5倍の長さが箸の長さ

「みんなのお箸プロジェクト」HPより

ということで、ゆっぴの長さは9㎝、1.5倍すると13.5㎝です。

 

用意された固定台とノコを使ってギコギコ切ります

ガイドがあるので、素人でも簡単に切れます。

切ってみると、何とビックリ!

と~ってもミニサイズに感じます。。。

出来上がりを幼児トレーニング箸と比べてみて、短いのお分かりいただけますか??

こどもの手の長さによりますが、、、まさかのサイズ感。適切な長さはこんなに短いんだぁと驚きです。

お箸使いは、お箸の先端から2/3ぐらいの位置を支点にするのがよいのだそうですが、長すぎるとお箸を持つ支点が中央によってしまい上手く使えないのだとか

(ことば足らずですみません。。。上手な説明は是非参加して聞いてみてください;;)

 

そして、適切な長さに切った後、

やすりで箸の側面角をもちやすいよう丸みをつけていきました。

このお箸、断面は三角形です。

お箸に慣れるには、この三角形箸がいいのだとか。

やすりで角をけずり、側面にオリジナル感をだすべく、バーニングペンでイラスト。

焦げさせるので、洗っても落ちないのがよいですね!

ゆっぴが好きなブーブーを描いてみました。

 

最後に、仕上げのワックス塗り。

ワックスと言っても、食品用植物成分100%のものなので、もちろん舐めても大丈夫。

毎日使うものですから、少量ずつでも体にとりこまれますから、安心です。

 

お箸が完成し、お箸の持ち方も教わりました。

同席だった他の親子さん、意外にも親御さんの方がうまく使えてない事に気付かれて、子どもより、まずは自分からだと言ってました。。。同感。

 

お箸を正しく持つことは、楽に美しく食べやすいそうです。そして脳に刺激を与えることもあり、認知症の予防になったりするのだとか。。。こどもだけでなく大人になっても大切なことですね。

日本文化=和食=お箸

毎日使うお箸はある意味ちょっとした身体&脳のトレーニング

日々の積み重ねを忘れがちになりますが、少しお箸を意識して、改善していけたら良いなぁと思うのでした。

 

こどものお箸の練習ですが、

食事中はNGだそう!

食べることを嫌がってしまうと、食事する楽しみを奪ってしまうからだとか・・・

 

なので、遊びにお箸を取り入れるのが良いのだそう。なるほど。

まだ上手くない持ち方ですが・・・

船とトラック型のスポンジ。お箸でちょっと移動。

 

最初は、スポンジを移動させる遊びがよいとのこと。

湿らせたスポンジを水をたくさん滴らせず移動できれば、煮物などをつかむコツはつかめると。

(お豆はその後で十分)

 

確かに。スポンジよさそう。

写真は湿ったスポンジでないですが、お豆のより簡単ながら実用的!

 

お箸作りは一時間ほどでしたが、他にも身近なお箸の知らないミニ知識を教えてもらい、とても面白かったです。

 

 

数日後たまたま行ったサポーズデザインオフィスの新東京事務所+飲食店「社食堂」で三角箸がでてきたのをきっかけに、ご一緒した方に↑のミニ知識を披露したら、へぇ~知らなかった~と話が盛り上がり。お箸は身近ながら知らないだけで、奥が深いです・・・

 

ご興味持たれた方はぜひこちらへ→「みんなのお箸プロジェクト」

※とっても良い活動だと思うだけに、勝手に応援してますw

2019年02月17日 | Posted in こどもの話, モノづくり, 生活用品 | タグ: , Comments Closed 

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