ミラノサローネ2018 展示会報告③ ACK
こんばんは。いとうゆりえです。
ミラノで見事にスリにあい・・・。(この話は後日)その後始末に時間が割かれている今日この頃。
運転免許書の写真って、免許センターで撮るとなんでこんなに酷くなるんだろうと思いながら。再発行は近くの警察署でできないので致し方ありません。。。
さて、本日の展示会報告は、今回ミラノに行った目的のデザインしたキッチン、ACKについての話。
ACKはサンワカンパニーで主催したデザインアワードの受賞作です。
Adjustable Compact Kitchen=調整できるキッチンというコンセプトで考えました。
閉じて、高さを低くしている時
一般的にはコンパクトキッチンとは賃貸マンション、アパートなどに設置するためにできてきたものだと思いますが、それだけでないコンパクトキッチンの可能性を模索したものです。
ミドルサイズのキッチンは通常誰か使う人がいて、高さを選び、キッチンに設置されます。一方ACKは、フタの開閉でデスクになったり、高さの調整によって、使う人や設置する場所を選びません。
ミドルサイズのキッチンがデスクトップPCなら、コンパクトキッチンACKはノートPC、そんな共存のあり方を考えました。
これによって、新しいキッチンとの付き合い方、暮らし方のニーズが発掘できたらよいなぁと思ったのです。
開けて、高くした時
わたしは会場でひたすらフタの開閉と高さを上下してました。
印の下に昇降スイッチがあります。
ぱっと見ただけだと、皆さんこれがキッチンだと分かりません。
机に見える家具が、フタを開けるとキッチンと分かり、まず1回目の驚き、
そして高さを変えると、予想してなかった2回目の驚き。
皆様ほんとうに関心をもって見てくださって、とても嬉しく楽しい展示会でした。
来場者の方が、インスタで動画を挙げているのでそれリンクさせていただきます。↓
https://www.instagram.com/p/Bhrwn0XFoMP/?hl=ja&tagged=sanwacompany
現地説明員のエリーザさん。とてもキュートでユニークな彼女は、このプロモーションのプロと化してました。
ありがとう!