2018年08月30日

DIY×ゆたかな暮らし×こども

こんばんは。いとうゆりえです。

先日DIYホームショーに行ったばかりですが、テレビ等でもDIYという言葉を良く聞くようになりました。

特にDIY女子とか、おんなの人がDIYすることをピックアップして、親近感を沸かせるような見出しを見たり。

・・・いつDIYは男の人のものだったのでしょうか??なんて意地悪なコメントですが。

 

さて、数年前にイギリスへ行ったとき、チャイルドマインダーをやっている家にお邪魔した事があります。

チャイルドマインダーとは、信頼される家庭的保育のスペシャリストのことです。

英国では100年以上の歴史があります。家庭外保育を必要としている全英の71%の子育て家庭が利用しています。お預かりするお子様の年齢は0歳から12歳までを対象としており、子育て家庭の育児・教育方針に沿い、安全で安心な保育を行います。

1施設5名以下で、1名のチャイルドマインダーで対応できるお子様の人数は1名から3名まで(年齢による)と厳しく決められており、少人数保育の中で、お子様が「大切にされていることを実感」し、安心して過ごすことができ、それぞれのお子様の個性に合わせたキメ細やかな対応が可能です。

NAMC,Japanより引用

家庭的保育という事で、家でこどもを預かります。・・・このお庭、個人邸です。。。羨ましい広さにオシャレ。こどもの遊具もあって楽しそう。

イギリスはご存知の方も多いと思いますが、日本と異なり中古物件の売買が多いとのこと。

・・・数年前という事もあって、記憶がおぼろげなところもありますが、中古で手に入れられて、自分たちでカスタムしているとか。

外壁の色が気に入らないと、右側の白い色に塗りなおし中とのこと。・・・自分たちで~まさにDIY!

インテリアも素敵。お誕生日会の後で、バースデーカードが可愛く並んでいる

キッチンはIKEAで買って、自分たちで取り付けしたとか。

DIYが当たり前でした。

 

イギリスでは職人さんに工事を依頼するととても高くつくから~というような話はありました。

プロにお願いするのは一部で、できる範囲は自分たちでDIYすると。

 

経済的な面での理由はありますが、DIYできる時間的~気持ちのゆとりがあるのは素敵だなぁと思いました。

そして、普通・・・と言っては失礼ですが;プロでなくても、家がオシャレ。フツーに感性が豊かなのかなぁ・・・

 

 

滞在中、バスを乗って少し行ったところにある、古城跡?の公園で地域のフェスティバルがありました。

地元のおばさん;達がヒョウ柄の服を着て踊っていたり

おじさん達も衣装を着て楽しそう

移動遊園地も来て、こどもたちも喜んでます

 

 

家を自分たちで好きな様にDIYし、家庭的な保育でこども預けたり預け入れたりし、週末の地域のイベントを皆で楽しむ。そんな暮らしをしているイギリスの暮らしには、豊かな暮らしとは何かを考えるヒントがあったように思います。

自分たちの住まいを自分たちでつくる。暮らすことに関心を持ち、暮らしを楽しむ。

そんな親を見て育ったこどもは、きっとそれが当たり前となるでしょう。

DIYが一時の流行りで終わらず、暮らしを楽しむひとつの手段として、浸透するといいなぁと思うのでした。

2018年08月30日 | Posted in こどもの話, モノづくり, 旅行 | タグ: , Comments Closed 

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