DIY×ゆたかな暮らし×こども
こんばんは。いとうゆりえです。
先日DIYホームショーに行ったばかりですが、テレビ等でもDIYという言葉を良く聞くようになりました。
特にDIY女子とか、おんなの人がDIYすることをピックアップして、親近感を沸かせるような見出しを見たり。
・・・いつDIYは男の人のものだったのでしょうか??なんて意地悪なコメントですが。
さて、数年前にイギリスへ行ったとき、チャイルドマインダーをやっている家にお邪魔した事があります。
チャイルドマインダーとは、信頼される家庭的保育のスペシャリストのことです。
英国では100年以上の歴史があります。家庭外保育を必要としている全英の71%の子育て家庭が利用しています。お預かりするお子様の年齢は0歳から12歳までを対象としており、子育て家庭の育児・教育方針に沿い、安全で安心な保育を行います。
1施設5名以下で、1名のチャイルドマインダーで対応できるお子様の人数は1名から3名まで(年齢による)と厳しく決められており、少人数保育の中で、お子様が「大切にされていることを実感」し、安心して過ごすことができ、それぞれのお子様の個性に合わせたキメ細やかな対応が可能です。
NAMC,Japanより引用
家庭的保育という事で、家でこどもを預かります。・・・このお庭、個人邸です。。。羨ましい広さにオシャレ。こどもの遊具もあって楽しそう。
イギリスはご存知の方も多いと思いますが、日本と異なり中古物件の売買が多いとのこと。
・・・数年前という事もあって、記憶がおぼろげなところもありますが、中古で手に入れられて、自分たちでカスタムしているとか。
外壁の色が気に入らないと、右側の白い色に塗りなおし中とのこと。・・・自分たちで~まさにDIY!
インテリアも素敵。お誕生日会の後で、バースデーカードが可愛く並んでいる
キッチンはIKEAで買って、自分たちで取り付けしたとか。
DIYが当たり前でした。
イギリスでは職人さんに工事を依頼するととても高くつくから~というような話はありました。
プロにお願いするのは一部で、できる範囲は自分たちでDIYすると。
経済的な面での理由はありますが、DIYできる時間的~気持ちのゆとりがあるのは素敵だなぁと思いました。
そして、普通・・・と言っては失礼ですが;プロでなくても、家がオシャレ。フツーに感性が豊かなのかなぁ・・・
滞在中、バスを乗って少し行ったところにある、古城跡?の公園で地域のフェスティバルがありました。
地元のおばさん;達がヒョウ柄の服を着て踊っていたり
おじさん達も衣装を着て楽しそう
移動遊園地も来て、こどもたちも喜んでます
家を自分たちで好きな様にDIYし、家庭的な保育でこども預けたり預け入れたりし、週末の地域のイベントを皆で楽しむ。そんな暮らしをしているイギリスの暮らしには、豊かな暮らしとは何かを考えるヒントがあったように思います。
自分たちの住まいを自分たちでつくる。暮らすことに関心を持ち、暮らしを楽しむ。
そんな親を見て育ったこどもは、きっとそれが当たり前となるでしょう。
DIYが一時の流行りで終わらず、暮らしを楽しむひとつの手段として、浸透するといいなぁと思うのでした。