2018年08月01日

黒×キッチンシンク

こんばんは。いとうゆりえです。

キッチンがおおよそ出来てきました。

今日は黒いシンクのご紹介と使用感のレポートを。

そもそも黒いシンクになった経緯は~

キッチン天板が木になったことで、オーバーシンクタイプ(写真のシンク。カウンターにシンク穴をあけ、そこに上からシンク落とし込むタイプ。シンク縁がカウンターに乗っている形)にした方が良いとなりました。ステンレスのものもありましたが、リビングとも一体化して丸見えなキッチンなので、ステンレスでないものが良いなぁと探したのです。

そこで見つけたのがこの黒いシンク

granite composite sink.花崗岩とアクリル樹脂をブレンドしたものだそう。

今は別のメーカーが黒いシンクを日本で取り扱いしてますが(後でご紹介)3年前は見かけませんでした。

という事でこのシンク、輸入品です。海外からのネットショッピング。トラブル自己責任と覚悟しましたが、すんなり届きました。よかった。

メーカーはKraus、アメリカのメーカー。

ニューヨークに本社をおき、2007年高品質でモダンな商品を消費者に入手しやすい価格帯で提供し、キッチン&バスデザイン業界に革命をおこす事を目標に、この業界へ参入したとのこと。

日本の代理店はないので、もし取り入れたく場合は、輸入代行をやってくれるキッチンデザイン業者さんへ相談するのが良かろうと思います。

排水口。日本のキッチン排水口は、トラップと一体になったものが多いですが、これは単なるゴミ受け。なので、排水トラップを別に設けます。

よって、シンク下の収納は、若干スペース必要とします。(※排水管・トラップ設置にスペースが必要)

水栓脇の台部分にいくつか赤丸ポチが。これは、ココは穴があけやすいという目印です。ソープディスペンサーを取り付けられます。・・・まだ勇気がなく、今は空けることできていないですが、そのうちソープディスペンサー、取り付けたいなぁ。。。

さて、前置きが長くなりましたが、黒いシンクの使用感と感想

結論から言うと、見た目が好きな方にはおすすめします。他にない存在感は、キッチンをより魅力的な空間に引き立たせます。3年使って、これでやっぱり良かったなぁと思っています。

ただ、ステンレスと迷う方には、要検討。なぜかというと、選ぶ基準が違うからです。迷う方にとっては、見た目以外で黒いシンクを選ぶメリットは少ないのではないかなぁと個人的には思います。

というのは、

黒いので、汚れは見えにくいです。

調理という観点では、汚れが見えにくいのはデメリットかと。そして、汚れは見えにくいのですが、白くなる石鹸汚れは意外に目立ちます。しっかり落とさないと、白い汚れが目立ってきます。※追記:クエン酸や、クレンザーを使って落としてます。

そして硬さ。硬くてシンク自体が割れる心配はそこまでとは思いますが(気にかける必要はあります)間違ってシンクに落ちたお皿やマグカップ、いくつか割りました。シンク用クッション材を今は使ってます。

使い勝手で、少し心配なところはありますが、それでもわたしはこのシンクで良かったと思ってます。やっぱり好きなものは、使っていると気持ちが良いです。それに我が家は狭いダイニングキッチン。ステンレスより部屋に馴染みます。

日本は機能・性能優先の傾向があるよう見受けられますが、見た目も大切な性能のひとつ、って思う方には是非☆彡

黒いシンクに黒いコンロと、雰囲気が合いました。

最後に、日本で取り扱いされている↑と似たような黒いシンク

※2020年1月更新・追記
KOHLERとLIXIL2社

KOHLER Kennon® Neoroc® Kitchen Sink

1873年創業、米国で最も歴史のある最大の非公開企業の1つです。鋳物ホーロー製のトラフ(洗い桶)をバスタブとして世に出して以来、キッチン&バス業界の世界的リーダーとして、伝統を守りながら、最先端デザインとテクノロジーの追求し続けています。

新橋にショールームありますね。

もう一つは日本のメーカーLIXIL
家つくりの際は必ずと言ってもいいほど、一度は訪れるのではないでしょうか。
LIXIL リシェルSI:ハイブリッドクォーツシンク

黒に見えますが、コズミックグレーということで、黒ではないです。

シリーズでシャンパンベージュにシェルホワイトと、3色展開していました。

LIXILのキッチン、シリーズがいくつかありますが、一番高級ランクのリシェルSIで、セラミックトップを採用すると選択できます。

価格はさておき;少し気になった場合でも、相談しやすいかもしれませんね。

※2020年1月更新
以前紹介していた商品らが、取り扱い無くなってしまったり、サイトのリンクがなくなってしまったり(やはり取り扱いやめたのか・・・)ので、一部更新しました。過去にこういった商品があったという事の備忘録ともしたいので、現在取り扱い無くなってしまったブラックシンクも掲載しています。

以下終了商品

AXOR made by Schock Built-in sink Signus N-100 XL 

※2020年1月現在、日本のサイトはリンクが切れてしまっていました・・・海外サイトには掲載あるので、輸入の手配できるオーダーキッチンやさんに相談するという手段はありそうです。

ハンスグローエ社のハイブランドAXORから販売。AXORといえば、水栓が有名なわけですが、キッチンシンクも販売するのですね。

そして、サンワカンパニーのシステムキッチンで選択可能となる商品ですが、

Pattina Kitchen パティーナ キッチン グラナイトシンク
※2020年1月現在 グラナイトシンクの取り扱いを終了したとのことです。残念。

ステンレス仕様+数万円で採用できるよう。

システムキッチンのオプション品で選択できるので、気軽に採用できそうです。

少しづつ、日本でもキッチンデザインが多様化&身近になり、自分好みのものを作れるようになるのは、嬉しい事です。

※2020年1月追記
めずらしい商品は、商売という現実の前に、無くなってしまうこともあるなぁとしみじみです・・・追記した2社、今後どうなるでしょうか、時折チェックしないと!

2018年08月01日 | Posted in 団地リノベーション | タグ: , , , , Comments Closed 

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