伐採のあと~丸太の行方
こんばんは。いとうゆりえです。
20m級の松の木を伐採した昨日の話のつづきです。
こんな伐採をお願いする事になるとは、想像していませんでした。
あまりに大きくなりすぎると、素人の手入れではどうにもなりません。
大きく成長する木は、大きくなりすぎる前に、手を打つことが大切です。はい。
さて、伐採した木々ですが、当初は処分が前提でした。
ただ、もったいないと思ったわたしが造園屋さんに相談~とは言え、かえって高くつくよとアドバイスもらい、半ばあきらめ、丸太椅子は記念に作ってもらいたいなぁと話は落ち着いていたのです。
つくってもらった丸太椅子。
しかし当日、現場に来た職人さんが、材料に使いたいなら何mでカットする?と聞いてくれたのです。
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諦めていたので、そんな事を考えもせず
何mで使いたいか???計画がある訳でもないので突然聞かれて迷いました。
せっかくなら長もの??でも大きすぎると重機無しには運べない・・・など。
迷った挙句、トラックにも載る4mで話が落ち着きました。
まさかの丸太GET!?
小屋の夢が膨らみます
「夢がある~!」
そんなわたしの言葉に、
「夢は叶えるためにある!」
と、ログハウスビルダー職人のNさん。自分の道を自分で開いてきた方の言葉は違います。かっこいー!
これだけの材料があれば、10坪ぐらいの小屋はできると。
ログハウスと言うと、丸太を積んで建てる家がイメージします
こんな感じ
これだと丸太が大量に必要で難しいのでは??と思ったところに、
「ポストアンドビームだよ」と職人Nさん
日本の在来軸組工法のよう。
柱・梁が丸太になった感じです。
なるほど!
上の写真のログハウスは、ハンドカットログハウスという分類で、ログハウスにも種類があるのですね。
今までログハウスという分野に足を踏み入れていなかったなぁ・・・
それで、小屋をつくる妄想はするものの、
まさか小屋作りの材料としてカットして置いてくれるとは思いもしなかったので、木の伐採時期にこだわったり、乾燥方法にこだわったり、そんな段取りをするひまなく、丸太は積まれていきました。
「木の皮をはぐんだよ」
え。皮がついていると虫が食べるんだとか・・・
そんな用意はなく。
「5月だと皮がむけやすいんだけどな」
残念。
そう。材料として使えるという準備をしていなかったので、まったく対応できず。
乾燥も、本当なら葉をつけた方がよいのでしょうが、そんなスペースもないわけで、そぎ落とされた丸太たち。
現在も皮つきのまま放置中・・・
しょうがないから、来年乾いた頃に剥いたらいいのでは?ともアドバイスもらい、そうするかなぁと私たち。
そんなこんなで、準備万端でないながら、小屋つくりの妄想が少し現実に近づいたわけです。
さて、どうなることやら。
長期にわたりそうですが、小屋DIYの妄想が動き始めました。