2018年05月23日

こどもの国 黒川紀章Ver.

こんばんは。いとうゆりえです。

快晴がつづいてましたが、今日は少し天気が傾きましたね。と言っても、あかるい雨の日だったなぁ・・・。

 

さて、こどもの国のつづきを。

先日はイサム・ノグチ氏の作品を載せてみましたが、今日は黒川紀章氏の話です。

そうです。こどもの国、黒川紀章氏の作品があるのです。

 

黒川 紀章

建物もあったようですが、現存せず、あるのはこれです。


フラワーシェルター(休憩所)

休憩所(フラワーシェルター)

世界的に著名な建築家黒川紀章(1934-2007)の設計で、1964年7月に完成。鋼製パイプとパネルを組み合わせ、花が咲いた姿と閉じた姿をあらわしている。高さ4メートルで、直径は開いたものが9メートル、閉じたものは6メートル。中央部分には、水を飲む器具が設置されている。

黒川はセントラルロッジと野外集会所、さらにアンデルセン記念の家も設計し、一連の園内施設の設計と企画で1965年に高村光太郎賞を受賞した。

セントラルロッジは白亜の2階建てで、白鳥湖を見下ろす丘に建っていた。4本の柱で持ち上げられた大屋根は富士山のような形で、外観の芸術性が高く評価された。この建物の下に集会場があった。アンデルセン記念の家は木造平屋建てで一部はレンガ造り。鉄板葺きの大屋根が特徴的で、赤ちゃんの家のある場所にあった。中には、デンマークの童話作家アンデルセンの生家の模型が置かれていた。どちらも、こどもの国開園の1965年5月に完成した。現存はしていない。

 

中心部には植物が生えてきてました。

つかい方としては、↑でしょうね。

ゆっぴ休憩中。

 

下に見えるのが、もうひとつの閉じた姿のもの。

中は、

中心部のが「水を飲む器具」と思われますが、今は水は出てきません。

写真右側、鋼製花びらの内側に配管が見えるので、もしかしたら昔は照明が取り付いていたかも?!(想像です)

下から見上げて

閉じた姿のフラワーシャルター越しの咲いた姿のフラワーシャルター

 

ちなみに、このフラワーシェルターの場所は、こどもの国の中の、こども動物園(別料金)内です。

うさぎ、やぎ、ろばとか、近くでエサをあげられる、小さいこどもが喜ぶ動物園。


ヤギのわたりばし。面白いです。

なので、休憩所はみなスルー、、、致し方ないかぁ。

身近なところに、アートはあるものですね。

 

 

こどもの国、歴史はながく、歴史を感じる場所でもあります。


爆弾庫跡

幼い頃は、こどもの国は楽しい場所でもあり、怖い場所でもあった記憶があります。それは、この爆弾庫跡。戦争の遺恨を感じるのです。

 


皇太子記念館

天皇両陛下もいらした事があるんですね。

 

今では明るくなったトンネル、昔は湿気としたたる雫が怖かった

照明が無い長いトンネル、昼でもちょっと怖いかも?

 

わたしの子供の頃は賑わっていたこどもの国、一時期人が入らなくなって、地元では無くなる?なんて噂もあったりしましたが、今では賑わいを取り戻し、土日の駐車場は満車です。これからも、皆の憩いの場として、存続し続けて欲しいものです。

楽しさと歴史とアートと、いろいろ詰まった横浜市にあるこどもの国、ぜひ一度訪れてみてください。


では。

(写真:無名戦士の像

2018年05月23日 | Posted in アート&デザイン, こどもの話 | タグ: , Comments Closed 

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