こどもの国 黒川紀章Ver.
こんばんは。いとうゆりえです。
快晴がつづいてましたが、今日は少し天気が傾きましたね。と言っても、あかるい雨の日だったなぁ・・・。
さて、こどもの国のつづきを。
先日はイサム・ノグチ氏の作品を載せてみましたが、今日は黒川紀章氏の話です。
そうです。こどもの国、黒川紀章氏の作品があるのです。
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黒川 紀章
建物もあったようですが、現存せず、あるのはこれです。
フラワーシェルター(休憩所)
休憩所(フラワーシェルター)
世界的に著名な建築家黒川紀章(1934-2007)の設計で、1964年7月に完成。鋼製パイプとパネルを組み合わせ、花が咲いた姿と閉じた姿をあらわしている。高さ4メートルで、直径は開いたものが9メートル、閉じたものは6メートル。中央部分には、水を飲む器具が設置されている。
黒川はセントラルロッジと野外集会所、さらにアンデルセン記念の家も設計し、一連の園内施設の設計と企画で1965年に高村光太郎賞を受賞した。
セントラルロッジは白亜の2階建てで、白鳥湖を見下ろす丘に建っていた。4本の柱で持ち上げられた大屋根は富士山のような形で、外観の芸術性が高く評価された。この建物の下に集会場があった。アンデルセン記念の家は木造平屋建てで一部はレンガ造り。鉄板葺きの大屋根が特徴的で、赤ちゃんの家のある場所にあった。中には、デンマークの童話作家アンデルセンの生家の模型が置かれていた。どちらも、こどもの国開園の1965年5月に完成した。現存はしていない。
中心部には植物が生えてきてました。
つかい方としては、↑でしょうね。
ゆっぴ休憩中。
下に見えるのが、もうひとつの閉じた姿のもの。
中は、
中心部のが「水を飲む器具」と思われますが、今は水は出てきません。
写真右側、鋼製花びらの内側に配管が見えるので、もしかしたら昔は照明が取り付いていたかも?!(想像です)
下から見上げて
閉じた姿のフラワーシャルター越しの咲いた姿のフラワーシャルター
ちなみに、このフラワーシェルターの場所は、こどもの国の中の、こども動物園(別料金)内です。
うさぎ、やぎ、ろばとか、近くでエサをあげられる、小さいこどもが喜ぶ動物園。
ヤギのわたりばし。面白いです。
なので、休憩所はみなスルー、、、致し方ないかぁ。
身近なところに、アートはあるものですね。
こどもの国、歴史はながく、歴史を感じる場所でもあります。
爆弾庫跡
幼い頃は、こどもの国は楽しい場所でもあり、怖い場所でもあった記憶があります。それは、この爆弾庫跡。戦争の遺恨を感じるのです。
皇太子記念館
天皇両陛下もいらした事があるんですね。
今では明るくなったトンネル、昔は湿気としたたる雫が怖かった
照明が無い長いトンネル、昼でもちょっと怖いかも?
わたしの子供の頃は賑わっていたこどもの国、一時期人が入らなくなって、地元では無くなる?なんて噂もあったりしましたが、今では賑わいを取り戻し、土日の駐車場は満車です。これからも、皆の憩いの場として、存続し続けて欲しいものです。
楽しさと歴史とアートと、いろいろ詰まった横浜市にあるこどもの国、ぜひ一度訪れてみてください。
では。
(写真:無名戦士の像)