団地の間取りと広さと不動産広告。
こんにちは。いとうゆりえです。
ここに越してから3回目の春が訪れました。
窓から見える景色が変わり、季節の変化を感じながら過ごしてます。
ブログを書くことで、リノベの記憶を整理しているのですが、資料をあさっていたら、こんなのが出てきました。
当時の販売広告の間取り
現調したときの書き込みが・・・当時のやる気を思い出す・・・。
団地って、面積の割りに部屋数多いのです。
(・・・水廻りがだいぶコンパクトっていう事もありますが;)
それに、南側の間口広く、浴室やトイレにも窓があります。
これって、すごくないでしょうか。平屋建て気分、、、
そう~
以前住んでいた、築何十年ものの借家の間取り。
すべての室に窓がある。廊下がほぼなく部屋に面積をさいており、間口が広め。
・・・近いものを感じる。
団地に決めたのは、きっとこの平屋の借家と似ていたからかもしれません~
さて、ここで広さのこと。
売り出し物件の広告には57㎡とありました。その後設計図書を、見せてもらい、いつもの要領で床面積を出していくと、約59.6㎡・・・
あれっ?広告の床面積、間違っている?!
~この違いは・・・
面積が示す範囲の違いですなんですね。
ちょっとややこしいのですが、
マンションなどの区分所有の建物では、実際につかう部分の床面積~内法の面積(左の図)を登記簿で使用します。
一方、建物をつくる過程では面積を壁の真ん中を芯として、芯と芯の内側の面積(右の図)を床面積として使用します。なので建築確認申請に使用されるのは、壁芯の面積です。マンションですと、専有面積として使用するのもこちらになります。
多くの広告の面積には専有面積~つまり壁芯の面積(右の図)表示が記載ありますが(その方が広くみえるし!)この団地の場合、どうも売り出し広告には登記簿の面積が書いてあったようでした。
不動産の広告は、図面・間取り図はざっくりですし、1帖の示す広さは建物によっとさまざまで、徒歩○分というのは信号待ちは考慮されていなかったり、まぁ、そうゆうものです。
なので、参考までにして、あまり数字の資料とかに振り回されず、自分で見極めるのが大切かもしれません・・・
※もちろん、疑問点は不動産屋さんに確認しましょう!