2019年01月17日

レーザー・ルーター・ものづくり

こんばんは。いとうゆりえです。

ちょっとリクエスト?頂いたことに火がつき、つくりたくなった小物をつくるべく、専門の業者さんへ依頼してみたり、ホームセンターでレーザー加工をした話です。

こんなパーツを木材でつくろうとしました。

 

こんな小さいパーツとなれば、今自身がもっている工具ではなかなか難しい・・・

ということで、まずは木材加工屋さんをあたってみました。

 

どんな加工が適しているか・・・近場がいいなぁと、横浜をキーワードに探した中で、「マルチカット加工」を得意とされている会社さんにお願いしてみました。

※マルチカット・・・マルチカットとは、1台の機械で何種類かのカット加工が出来ますので幅の広い加工技術を提供できます。

ミーリング機能に合わせナイフカットやバイブレーションカット及び罫線ツールなどで幅広い素材をカット出来ます。紙から段ボールの15mm厚までも自在にカットが出来る

引用元:株式会社トンボ さん

材料支給でお願いしました。「紫檀」固い木です。

・・・うまく加工できるかなぁと期待わくわく。

 

そして後日加工途中というとき、電話を頂戴しました。すべてでないけれど、いくつかかけてしまうと・・・。

・・・機械頼みはダメだったかなぁ。

 

引き取りに。

お話しを伺うと、硬すぎて、かけてしまったり、材料取りにゆとりがなくて、隣のパーツ加工に影響してしまう・・・まぁ、致し方なぁ。そりゃそうだよね。

いくら機械とは言え、理屈通りすべてうまくやってくれるわけではありません。切削するビットを拝見させてもらったり、お話し伺って何となく分かるものがあります。

きっと、加工済みのパーツが郵送で送られてきただけなら、その理解は半分だったかもしれません。次に活かす配慮も想像しにくかったかも~取りに行ってよかった。

 

さて、業者さんに頼む一方、

他の加工方法も模索・・・いろいろ調べているときに、気になっていた加工

ということで、最近よくみるレーザー加工、これをしてみようと思ったのです。

 

出来る場所をしらべると、ホームセンターのカインズで、レーザー加工を有料使用できるところがあるとか!これは行ってみたい。

 

と、少し遠かったですが、多摩境のカインズへ行ってみました。

レーザー加工するには、事前にillustratorでデータ作成が必要ですので、USBにデータを保存。

 

ただ、初めてのことで、実際のデータはどのようにしておくべきか、細かいところが分からず、店員さんにききました。カインズの店員さん、皆とっても親切***ちゃんとマニュアルも置いてありましたが・・・

・カット線は0.001ptか0.003pt

・彫刻部分はアウトライン化

・色はRGBとし、線や彫刻部分の加工の差は、色ごとに指定する。例えば黒はカット、赤は彫刻、とか。これは、店頭のPCで最終設定した方がよさそう。とりあえず、加工の違いはレイヤーで分けておいておくと、設定が楽です。

こんな感じでいくつか注意点があります。※作業時は、念のため再度ご確認お願いしますね!

 

レーザー加工は、店頭にあるパソコンでイラストレーターを開き、プリンターがレーザー加工機というような仕組みです。

なので、ちょっとの修正は、店頭のパソコンで出来ます。が、それも作業時間に含まれ、作業時間=使用料金になります。

ちなみに、20分1500円、45分3000円でした。※2019年1月現在

 

初めての操作という事もあり、データを少しいじったり、設定や材料セッティングに時間があっという間に過ぎながら、、、なんとか加工開始!!

はじまると早い!

加工音に気が付いて覗く人がちらほら。気になりますよね~

 

彫刻作業を完了すると、カット作業へ移行・・・

ほんと頭のいい動きをします 笑

 

木の焦げた匂いがたちこめます。

カット終了

キレイに加工できました。

カット面は黒くこげついて、タール?みたいになってます。

レーザー加工では、作りたかった形状のような、深い彫り込み(カット)は難しく、1㎜ぐらいの掘り込みで終了。

あいたスペースにユッピとユトリエの名札

ちなみに、今回レーザー加工に使用した材料はカインズで販売されていた、厚さ6㎜のクルミの板

illustratorのデータ通りに加工してくれ、簡単にキレイなものが出来て、なんだかとっても面白かった!

ハマりそう・・・

パーツの周りの部分がキレイな抜け殻状態。

レーザー加工すごい!

 

マルチカット加工だと、切断面は木の色のままですが、欠ける事もあり、レーザー加工だと、切断面が黒くなり焦げた匂いがつくことは注意点。

また、業者さんは、わたしのスケッチからデータ作成までして加工してくれましたが、レーザー加工は自身でデータ作成する必要があります。(カインズのスタッフが名入れするサービスはあるようです)

そして費用ですが、レーザー加工で溝堀はできないので、単純比較は難しいですが、今回ご紹介した内容の加工では、レーザー加工の方がマルチカット加工の半分以下~1/3くらいの予算ですみました。

 

高い機械を身近に使用させてもらえるカインズ、有り難し!

そして、CAINZ工房のあるカインズでは、

購入した材料の加工に、作業台を貸してくれたり、ボール盤を使用させてくれたり・・・

 

なかでも、良いなぁとおもったのが、コレ。ペイントバー

塗料の量り売りです。

 

小物の塗装で、缶等の販売分を使用しないとき、無駄にあまったり、処分に困ったりすることを考えると、とっても良いサービス!気軽に様々な色をためしたくなります。

 

もはやDIYの聖地?!もっと近かったら通うのに~~~

 

 

今回のパーツが何になるかは後日できたころにお披露目するとして、

CAINZ工房にカインズが売っている豊富な材料に囲まれ、

↑それとは別に、ちょっとまた別のものを作りたくなりました 笑;

 

2019年01月17日 | Posted in モノづくり | タグ: , Comments Closed 

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